
今年の僕の誕生日
があったのだが、痴呆の母は当然誕生日なんて覚えていない。
でも自分のお祝いというより
昨年頃から 親への感謝の日と改め、母の好物ばかりを買い、母へお礼を伝えたかった。
実はこの日のブログは翌日入院騒ぎの為に書くことが出来なかったが
落ち着いた今、 報告する![]()
当日は 母は体調が悪い前兆のせいか、具合が悪かったか、
好物である寿司も、卵焼きも手を付けず、 団子と プリンだけの食事となった。
乾杯! とばかり 牛乳とビールで乾杯
王子 「今日僕の誕生日、 生んでくれてありがとうね
」
母「・・・。?」
王子「だから 生んでくれてありがとう!」
母「・・・。分からない」
王子「とにかく お礼を言ったからね!!」
母「分かった」
冗談みたいな 会話の後、
食べたがらない 母と 残り物を食べるようにさっさと僕は食事を平らげ、
母を寝かして その日は終わった![]()
実際に伝わっているか、否かはわかないが
「言ったからね
」
と半ば強引の会話。
自己満足かもしれないが
感謝の気持ちを唯一言葉で伝えた日であった。
恐らくこんなやり取りも 母とは最初で最後だったと今思う。
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