黄泉国~リスパダールを飲ませなかった訳(2)

前回 要介護母が まだ要介護一だった頃

ドクターから リスパダールが処方された旨を記載した。

もともと 母は 元看護師であり、現代の薬による医療を否定的であった。

父のがん治療の時でも父に対して

「薬ばかり飲んで

「薬で病院が儲けている」

等 否定的な事ばかり言っていた。

そんな母に薬を飲ませるのは難しいと思った。

実はリスパダールは2回目の処方で

1回目は錠剤で、飲ませることができなかったのだ

今回は 
写真のようなリスパダールの液体タイプが処方された

この薬嫌いの母に飲ませるとどうなるか

半分興味本位で 3回ほど飲み物に混ぜて飲ませた。

すると 

最初の時から 

「ぐっすり眠れた

「眠りすぎで起きることができなくなった」

「もう天国に行ってきた」 等とちゃんと違いが本人にはわかったようである。

父がまだ介護中は毎日のように機嫌が悪かったが
特に興奮した時や暴れたとき等、頓服で飲ませたのだったが

最後には黄泉国(よみのくに)に行ってきた・・・。

なんて言い出した。

僕としては 騙して飲ませて、更には 黄泉国に行ってきた

なんて言われてしまうと、後ろめたさ、なんか自分は悪いことをしているのでは?とさえ憶えてしまった

その後実の妹(叔母)やご近所さんにも 
「私は3回も黄泉国に行ってきた。」

そのように飲ませた回数も正しかったので、

とうとう
止める決心がついた。

その後 ネットで色々介護情報などを調べていたら、

世の中で言われる認知症の薬

恐ろしいことに

徘徊する老人殆どが認知症の薬を飲んでいる

というのだ。

もちろん 因果関係は分からないし

 仮に事実だとしても表に出ることはないだろう

当時 もともとの母の意思と現象から判断して薬の投与を止めてしまったこと。

今となると正解だったと僕自身思った。。。

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